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高齢社会における芸術の役割|The Role of the Arts in Our Aging Societies


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国別ネットワーキング 組織|National Networking Organizations
毎年アート・イン・ヘルスケア運動は世界中に広がっています。その大事な役割を果たしているのがこの国別ネットワーキング組織です。医療・福祉の分野への 芸術導入に関わっている人たちが お互いに情報を交換したり、力をもらう手助けになったりします。病院長、医師、看護士、社会福祉士、芸術家、学芸員、 大学の先生、建築家などが学際的に情報や意見を交わす場にもなっています。 国際交流も頻繁に行われています。

大学連携 アート・イン・ヘルスケア・プログラム|University-Affiliated Arts in Healthcare Programs
「老化、健康と人文科学」、「医療における芸術と人文科学」、「健康のための芸術」、「創造性と加齢」、「芸術と公衆衛生」 日本の大学でこういうプログラムを聞く機会はほとんどありません。 なぜでしょう。社会が老化現象を示している時、医療も福祉も変えなければなりません。欧米はすでに 変化が始まっています。
優れた高齢者の住環境 |Model Senior Residences
「生活の質」と芸術の関係がはっきりしてくる。

現代のシニアは安心して高い水準の生活をおくれるように、質のよい住環境を要求しています。教養もあり、経済的な余裕もあり、活動的でもあり、好奇心も大盛。 何事にも積極的である現代のシニアを社会の蔭におきざりにすることはできません。欧米のシニアの住居環境の好例を紹介しますが、ただ真似をするためではなく、 シニアの住宅にはさまざまな可能性のあることを知ってほしいからです。もちろん日本にもすばらしいシニア住居があります。町の中心から離れた立地の場合は、 カフェ、バー、レストラン、アトリエ、 家具工房、パソコン教室、図書室、 ミに映画館、美容室、コンビニエンス`・ストア,があれば、生活の場として楽しく 過ごせます。自分の好きなことができるし、自分の創造性を生かすこともできます。
シニア向きの芸術プログラム | Various art programs for seniors
日本とアメリカ|Japan and America
芸術=アートは美術館とアート・ギャラリーのものだけではありません。芸術というのはどこにあっても生活を豊かにすると思います。意外なところも例外ではありません。たとえば、 病院や老人ホーム、 障がいをもつ人々の住居、ホスピス、刑務所でもアートは必要でしょう。実はこのようなところに既にすばらしい芸術プログラムが存在します。シニアのための プログラムは絵画、彫刻、写真、版画、織物, 舞踊、演劇、音楽、家具、宝石デザイン、園芸、などなんでもあります。ここで紹介するプログラムを参考にすれば、どのような プログラムがあり、 どうやって自分のプログラムを始めればいいか、成功するためどうしたらよいか、いろいろなヒントが見つかるでしょう。 なによりも重要なことの一つは、芸術の専門家が教えることです。 芸術はただの遊びとかひまつぶしのためではありません。質の高い作品を目指すことが創造性をよりよく 刺激します。もう一つの大事ことは、病院やシニアホームなど依頼する側の組織が、この芸術活動を支持することです。その組織の人たちが勉強をし、関心をもち、 投資しないとうまく行きません。 プロジェクトの全体評価も重要です。
大学連携型シニア住宅| University-Linked Retirement Communities
日本はすでに高齢社会に入っています。シニアの人々は楽しく生活できる住環境と肯定的な生き方を求めていると思います。身体を動かすことと頭に刺激を与えることが大事です。 それは、何かに挑戦し、生き生きとした毎日を過ごすことになるでしょう。ですから日常生活の一部として生涯教育は効果的です。一例として大学連携型シニア住宅を提供することです。 アメリカでは この十年間にこのような プロジェクトが増えています。 日本ではまだ「大学連携型シニア住宅」という言葉をあまり聞きません。アメリカではこのようなプログラムは 大学の老人学部または老人医学部に属する場合が多いようです。 日本はすでに高齢社会に突入しているにもかかわらず、私が知っているかぎり大学に老人学部や老人医学部はありません。 厚生省と文科省が大学連携型シニア住宅プロジェクトを支援すべきではないでしょうか。
生涯教育と芸術|Life-long Learning and the Arts
日本の生涯教育の組織|Japanese Organizations for Life-long Learning
世界における生涯教育の組織|International Organizations for Life-long Learning

いつも新しいことに挑戦すること(たとえば、未知の分野の科目、新しい楽器、忘れた技術など)は脳の働きと健康につながります。高齢者向きの生涯教育プログラムは 彼らの生活の質を維持するためには欠かせないと思います。米国では大学関連のシニア生涯教育のプログラムがたくさんあります。若い大学生と一緒に学ぶことに高齢者は ワクワクしています。 選択できる科目も大学並みのプログラムがあり、若者にもよい刺激です。シニアなら授業料を免除するというところもあります。しかし、授業は 聞くだけはだめ。自分も積極的に授業に参加しなければなりません。ここで紹介するのは 日欧米の生涯教育の組織とプログラムです。

病院と芸術 |Hospitals and the Arts
芸術プログラムを推進する病院 | Hospitals with Art Programs 
「ホスピタル・アート」|"Hospital Arts"

ホスピタル・アートのプログラムには受動的なものと能動的なものの2通りあります。受動的なものの代表は芸術観賞です(壁に絵を飾り、演奏会をひらき、 写真の展覧会を開催し、自然を取り入れるデザインをするなど)。 能動的なものは患者自身がベッドのかたわらで病院のアーティスト・イン・レジデンス (Hospital Artist-in-residence)と一緒に芸術作品を作ったり楽器演奏をしたりするもののです。 この場合、欧米ではホスピタル・アートのプログラムは 病院自体が推薦するか、また美術館の地域活動としてのプログラムもあり、草の根のプログラムもあります。 日本ではまだ簡単なことでもありませんが、これから増えてほしいです。
世界中のホスピタル・クラウン|Hospital Clowns Around the World
「笑いは最良の薬!」これは証明されています。冷たい病院と無味乾燥とした老人施設や堅苦しい学校。こうした場所に道化師が笑いと笑顔を運びます。 とくに子供病院の場合、ホスピタル・クラウンが子どもたちに笑いと笑顔を届け、子どものお父さんとお母さんにも看護士と医師にも笑顔と嬉しい涙を誘います。 残念ながら日本の病院ではホスピタル・クラウンはまだ珍しい存在です。一方、欧米の子供病院にはかなり定着しています。たとえば、デンマークで 70%〜89%の子供病院に ホスピタル・クラウン(デンマーク語:clini clowns)が定期的に訪ねています。

ホスピスと芸術 | Hospice and the Arts
まず、ホスピスとは建物のことを言うのではなく、緩和ケアの精神を指します。今日、ホスピス運動は世界中に広がっています。しかし日本ではホスピスの真意味の理解がまだまだですい。 暗いメージがあります。ここでホスピスと緩和ケアのことと、 現代ホスピス運動の先駆的な模範となったロンドンの聖クリストファーズ・ホスピスをまず紹介し、そして、 アメリカと日本の例を見ます。芸術は最初から、ホスピスにおおいに役に立っています。

「障がい者」の芸術的な場所|Artful Places for People with "Disabilities"
「障がい」を持っているけれど芸術の大好きな人がおおぜいいます。彼らの芸術活動をサポートする快いアトリエと工房を紹介します。 彼らの作品を福祉のアクティビティ(activity) としての対象としてではなくて、純粋に芸術作品として認めようという考えに基づいています。 アウトサイダー・アート(Outsider Art)そのものを含めるのはそのためです。こうした芸術家たちの創造性に富んだ力強い作品を見るたびに、 どうしてこんなに素晴しいものを作った人たちが「障害者」と呼ばれるのか分からなくなります。

デザイン | Design
デザインが社会を変えると考えれば、デザインのもつ重要な役割がすぐわかるはずです。誰でもできるだけ自立した市民生活をおくれるように、 ユニバーサル・デザインとかバリアフリー・デザインとかインクルーシブ・デザインなどに努力している人々がいます。好いデザインとは思いやりです。 使っていてうれしくなることです。疑いもなくいつも身のまわりにある品々のデザインが好いデザインなら生活の質は高まります。川崎和男の言葉を言い換えれば、「格好いいものは気持ちいい!」
芸術療法|Art Therapy
「アート・イン・ヘルスケア」という言葉を初めて聞くと、まず芸術療法ということが浮かんでくるでしょう。しかし、アート・イン・ヘルスケアに関わっている芸術家は 自分の芸術を療法と考えていません。自分の芸術は療法に役に立つかも知れませんが、療法そのものではありません。まず芸術です。芸術療法とは、 資格ある芸術療法士による絵などの芸術メディアの表現手段を利用し、精神状態に働きかける治療法です。欧米で芸術療法は医療分野に療法の一つとして 認められていますが、日本ではまだまだ認められるところまで行っていません。
老人学と老人医学 | Gerontology & Geriatrics
旭が丘の家のグロード神父さんが言うように、日本がもっと関心を払わなければならない学問の分野は老人学と老人医学です。「年寄りの世界に入っているにもかかわらず、 いまだに総合病院に行っても、本当に専門性のある老人科がないの。」これらの研究は医学的、社会学的、心理学的だけではなくて、人文科学の視点からも行なわれなければなりません。 今の時点(2011年)で、私の知っているかぎり、日本の大学に老人学と老人医学という学部がまだ存在していません。日本の高齢者の関心は福祉と介護の側面ばかりで、 その全人的な老人学と老人医学の幅広い視点からまだ取り組まれていません。
ヘルスケア の建築と庭園 | Healthcare Architecture and Gardens
毎日生活する建築環境と自然との関わりが健康に大きな影響を与えることが明らかになっています。そのためにヘルスケア環境のデザインと その癒し効果の理解がだんだん進んでいます。健康と緑の効果の認識も広がっています。22世紀の初頭に病院建設と福祉施設を建設の時、 必ず考量するべきはこういう全人医学的な様相です
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Integrative medicine, complementary or alternative medicine、and the Arts.